和風カレーにおける麺つゆの効果について
2017/02/19
里芋の和風カレー
前回は単なる里芋のカレーだったが、今回は麺つゆを用いた里芋の和風カレーに挑戦した。麺つゆにはカレー粉だけでは引き出せない何かが隠されている。
レシピと少し順序は異なるが一応油揚げも入れてみた。最初はあまりピンと来なかったが、麺つゆを適量入れて混ぜ合わせると状況が一変し、油揚げや里芋の独特の味わいが引き立つようになった。これにより麺つゆが料理の鍵を握っていることがわかった。
一見、カレーに縁がなさそうに見える油揚げなどおでんにも使われている具材が麺つゆによって引き立てられることがわかったので、こんにゃくにも合うというのも納得できた。早速こんにゃくを入れてみたが、それなりにおいしかった。
ごみ供給過剰時代における麺つゆの役割
野菜などの生鮮食品は腐ると捨てなければならないので、賞味期限より前に全部食べなければならないという脅迫観念のようなものを持っている人もいると思う。 特に最近はごみ袋も有料で捨てるのにもお金がかかる時代なのである。
この場合には、麺つゆは非常に有効で、何にでも合いそうだし、調味料を作る手間も省けて手軽に出来る。ちょっと大げさかもしれないが、今後は麺つゆを食材を処分する上での有効手段の一つとしたい。
カレーの後はうどんが活躍?
カレーを作った後は鍋にカレーがこびりついてなかなか取れない。取れたとしても排水口に流すと詰まりの原因にもなり、環境にもあまり良くない。
そこでうどんなどの麺類が登場するわけである。カレーのついた鍋で料理することでカレーうどんになる。ラーメンであればカレーラーメン、蕎麦であればカレーそばになる。味噌汁にはあまり合いそうな気がしないがスープには合うかもしれない。
このようにカレーを作り終えた鍋を洗わずに再利用してからであれば、楽に洗えるし、洗う水やごみの量も減るのである。